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ストリップ法から未知のi-direct法へ。一大転換した当時の様子

  • CREATE: 2019/12/17
  • UPDATE: 2020/01/21

新技術開発への道程。 患者様への思いが生んだi-direct法。

「二度と切りたくない」という患者様の声

湯川さんは福岡院の開院当初からのスタッフですね

湯川)福岡院の開院が2005年。開院から半年後に入職しているので、もう15年になります。当時はメスで移植組織を取り出す「ストリップ法」で植毛を行っていました。2011年頃に、当クリニックではパンチで株を採取してホールに植える「i-direct法」に完全移行しています。私はこの15年間の中で多くの患者様を担当させて頂いてきましたので、ストリップ法で施術を受けられた患者様の声も直接伺ってきました。

ストリップ法を行っている頃は、施術後の医師のガウンに患者様の血液が付着していることもあるなど、傷跡が大きく施術後も痛みが強い施術方法でした。一回目にストリップ法、二回目にi-direct法で施術された患者様のなかには「施術中も、施術後の期間も、痛みが全然違う。切るストリップ法は二度とやりたくない。」とおっしゃる方も多くいらっしゃいました。

施術後の痛みが大きく違うのですね

湯川)後頭部に大きな傷ができますから、麻酔が切れたあとの痛みが辛かったと伺っています。痛み止めを飲むことで多少は軽減できますが、横になった時などはどうしてもお痛みがあったと思います。
ダイレクト法は毛根の採取に時間がかかるため、大量植毛には向かないと言われています。当クリニックでも、当初は一日に200株程度しか移植できませんでした。しかし医師や看護師が技術を磨き、施術の工程を見直し、機器の改良も行うなど、多くの工夫を積み重ねることで当初の10倍以上の速さでの採取を実現しました。
現在もストリップ法は世界的に主流な施術法ですが、多くの患者様を見てきた経験から、今では明らかにi-direct法がいいと感じています。

将来を見据えたクリニックの選択

移植数がそこまで減ることは問題にならなかったのですか

湯川)確かに、ストリップ法では大体1,500株くらいを植毛していたので、i-direct法にすることによって200株などになると全体の量はガクンと減ってしまいます。植毛を「商品」と考えるならば、二の足を踏むのが普通かもしれません。それでも、「本当に患者様のご負担を考えるなら、切るのはやっぱり嫌だ」というスタッフの声がほとんどでした。
しかし初期の頃は、i-direct法では移植できる株数が限られているため、患者様の希望する植毛数に満たないからとやむなくストリップ法で植毛する、という症例も多々ありました。結局、i-direct法を極めなければ患者様のための植毛ができない、とクリニック全体が同じ気持ちで施術に向き合うようになりました。
そこから先生や看護師さんたちが本当に頑張ってくれて、4~5年で1,000株を超え、10年を越えるころには3,000~4,000株の植毛ができるところまできました。2011年頃からは、ストリップ法はご案内していません。i-direct法を自信をもっておすすめしています。

 

次は、もっと生活に支障が出にくい植毛へ

今はまた新しい植毛技術があるのですよね

湯川)はい。「刈らないダイレクト」と呼んでいます。パンチで株を採取する部位は、普通は髪の毛が1ミリ程度の長さになるように剃毛します。そうすると、髪が伸びるまでは剃毛部分を隠さなければなりません。周りの髪も合わせて坊主にすると赤みが出た場合は目立ちますし、お仕事柄坊主はちょっと……という方もいらっしゃいます。多くの方はヘアシートで隠しますが、それがなくて済むならその方がいいです。
刈らないダイレクトは、株を採取しながら同時にパンチで髪をカットします。採取する株の髪だけを切るので、採取部分の髪はそのまま残せて剃毛が要らないんです。基本的にはi-direct法と同じ手法で、パンチの使い方を少し変えた応用技術ですね。

私はアドバイザーという立場でこれまで患者様と多くのお話をさせていただいてきましたが、後頭部の刈り上げ部分をどうカバーしていくかはよく患者様から相談をいただいていました。もちろんヘアシートはよくできていて、本当に傍目から見てもヘアシートがついているということには気付きません。それでも、患者様からすると不安の種ではありますし、つけていることの煩わしさもあると思います。ですので、条件さえ合えば、この刈らないダイレクトを患者様におすすめするようにしています。

患者様の一番近くでお話をするのがアドバイザーなので、患者様にとって一番いいプランをご案内したいと思っています。

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