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機械も独自に開発。アイランドタワークリニックのこだわり。

  • CREATE: 2018/12/13
  • UPDATE: 2019/08/02

世界中どこにもない機械なら、ゼロから作ってしまおう。

グラフトを守り、1本でも多く生着させるための機械植毛

植毛に使う機械というのは、どんなものなのですか

平山)植毛の工程は大きく、採取とインプラント(植え込み)にわかれます。
採取では、グラフト(毛包を含む組織片)を医師がパンチでくり抜き、看護師がピンセットで引き抜く。植え込みでは、医師がパンチで穴を開け、看護師が機械で植えます。
この植える機械は、インプランターと呼んでいます。

大津)これは空気圧で動く機械で、グラフトを吸ったり押し出したりすることができます。
ほとんどのクリニックでは、植え込みは手作業なので、そもそも機械で植えているところは少ないですね。世界的に見ても、インプラントは手作業が主流です。

手作業と機械との違いはどんなところですか

平山)採取は上皮をつまめるのでセッシでできますが、植える時にはしっかりと皮膚の中に入れる必要があるので、上皮をつまんではできないんです。しっかり植えるためには、グラフトを横から挟まないといけない。

大津)そこって、「毛を作る素」が入った大事な細胞ですよね。本来、一番触りたくない部分です。だから、必要最低限しかグラフトを触らないよう機械を取り入れているんです。

平山)それに、機械の方が圧倒的に早いですね。植毛は移植ですから、早く体に戻してあげれるならその方がいいですよね。

 

機械植毛を使いこなすには、人の技術も不可欠

インプラントの機械化が主流になっていないのはなぜでしょう

平山)どうなんでしょうね。機械自体にお金がかかるから……?

大津)機械を扱うのにも技術が必要だから、というのも理由ですよね。パンチでの採取も慣れていない人がやると、グラフトを傷つけるんですよ。パンチが毛包にあたってしまうから。インプラントも同じです。技術が伴わないと、メリットが享受できない。

平山)アイランドタワークリニックは、研修も厳しく仕組み化されているので、技術へのこだわりは強いと思っています。この植毛方法を採用していることそのものが、自信の表れというか。

さらなる確実性を求めて、機械を進化させる

機械の開発もしているとのことですが、どんな改良点があるのでしょうか

平山)植えるスピードと深さの調整ができたら、もっと高い精度で植えられると思いますね。
常に一定の深さで植えればいいというわけではなくて、細かい調整が必要なんです。

大津)そもそもグラフトの深さが、頭の場所や患者さんの頭皮状態によって違うので。人によっても違います。だから、同じ深さで採取して同じ深さで植える、という単純作業ではなくて、一つひとつ目視で行うわけです。

 

「うまく植えられない」とどうなるのですか?

平山)グラフトがホールに埋まり過ぎると表面が塞がれてしまってニキビのようになります。生着が未完成の状態で炎症を起こすと、グラフトがダメになるケースがあります。
逆に、入り方が浅いとボコボコと肌に凹凸ができてしまいます。あまり飛び出し方がひどいと抜けてしまうので、綺麗に平らになるように直します。

大津)大事な1本をくり抜いているわけですから、植毛によって毛を失うことはできる限り避けなければなりません。だから、より確実性を上げるためのインプランターです。

 

機械開発はどのように行うのですか

大津)現在の機械は、フランスのメーカーが作ったものを加工して使用しています。しかし、改良点はまだある。そこで、ゼロから機械を作ることもやっています。メーカーさんと打ち合わせを繰り返して、仕様や精度を決めていって。
まだ、満足いく設計になっていないので、途中段階ですね。

平山)「より早く、より確実でより綺麗に!」という機械が欲しいんですよ。開発よろしくお願いしますね。

大津)小型化もできたらいいなと思います。オペ室を大きな機械が塞ぐと動線が悪いですし、輸送コストもかかるので。
消音化もしたいですね。コンプレッサー式の機械って、音が大きいんですよ。

平山)隣のオペ室の音や振動が伝わってくるのは、患者様にとっては何となく嫌なものだと思います。機械音が小さくなるだけで、心理的な負荷も軽く出来るかなと思います。

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