ドクター 安倍医師

成長が止まった時は、この仕事をやめる時。成長にシビアでいたい

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植えた通りに生えるから、やりがいがある

私は形成外科医として勤務しており、その頃から少数ですが植毛の症例は経験がありました。形成外科での植毛は、髪の毛が生えなくなった瘢痕部分から髪の毛を生やす目的で行われますが、当時はストリップ法(皮膚ごと面で切って移植組織を採取する方法)しかありませんでした。傷跡をなくすための手術なのに、別のところにまた傷跡ができるというものです。頻度も1年に1回くらいでした。私が見た限りでは、生着率もあまりよくなかったですね。

最初にパンチで株を採取して植毛するという手技を見学したときには、衝撃が走りました。移植に必要な最小単位の細胞をピンポイントで採取すれば、採取部の傷跡も目立ちませんし、移植する部位もホールを作成することによって高密度で移植できます。これは素晴らしい技術だな、と。

私も植毛をしたんですよ。小学生の頃に階段から落ちて、傷跡から髪の毛が生えなくなりました。体験も兼ねてここで植毛を受けたのですが、実際綺麗に生えてきました。本当にやって良かったです。ご覧になりたい方は是非ご来院ください。自分の体験があるからか、同じような傷跡でお悩みの患者様がいらっしゃると、絶対に綺麗に治したいなといつも思います。

 

 

患者様に最適なデザインを求めて

AGAを原因とする薄毛だけではなく、難しいと言われていた瘢痕部分への植毛も、最近では成功例がたくさんあります。ただ、成功とは、植毛した髪の毛が生着することだけをいうのではなく、実際に患者様の希望を実現し、しかもそれが自然で最適なデザインであってこそ、です。

例えば、皮膚が非常に薄い方ですね。そのまま通常通り施術をしては、株の長さ分の皮膚の厚みがなく、パンチが頭蓋骨に当たってしまいます。こういう場合は、密度を上げると生着率が悪くなってしまう可能性があるので、ゆとりを持たせて植毛することが必要です。まずはしっかりと生やすこと、これは絶対に外してはいけないことです。

そして、生着させる技術や知見をもって臨むのが、生え際のラインをいかに自然にデザインするか、ということです。私はいつも街ゆく人を観察して、ヒトの生え際のラインを研究しているんです。男性的な形、女性的な形など、色々なパターンがあるので、基本的なラインから少しずつ調整して、患者様に最適なデザインにします。植える時は、元々生えている産毛の角度に合わせて角度をつけます。そうすると自然に馴染むんです。ヒアリングしながらデザインするので、ぜひご要望をお聞かせ下さい。生え際の形が変わるだけで、お顔の印象も違ってきますよ。

 

技術職は、極めるということがない

患者様の髪の毛や皮膚の状態によって結果は左右されるものですが、その中でも常に最高の結果を目指しています。植毛は常に終わりのない探求です。技術職にはどうやっても極められない頂点がある。でも、それを目指している仕事なんですよね。

植毛で言うなら、まずグラフトの切断率を0%にする。数千本、何万本採取しても一度も切断しないように採取して、それをすべて生着させるのが目標です。そのために、細かい調整とチャレンジを繰り返してきました。他の先生のパンチの入れ方を参考にしたり、看護師との連携を高めたり。すべてはその積み重ねです。

常に成長を続けなければいけない立場なので、自分の成長が止まっていると感じたら、その時はこの仕事を辞める時だなと思っています。今持っている力を全力で注ぐことをお約束します。

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