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先日、『日経MJ』を読んでいたら、都内のいくつかのホテルでメンズエステと宿泊を組み合わせた男性向けプランが新登場して好評である、という記事が載っていた。これまで女性向けの「エステ&ホテルステイ」プランは山ほどあったが、いよいよ男もその域に達して来たか、と、しみじみしてしまった私である。むろん、こういうプランを利用するのは、前回も申し上げた「自分に投資するモテ男」たちだ。「階層化社会」なんて騒がれてるけど、オヤジのモテ度の二極化は、もっと進んでいる。モテる者は己に投資してより豊かになり、モテざる者は女に金を吸い取られてより惨めになっていく、という構図だ。 ちなみに『日経MJ』は、この男性エステ需要の高まりを「クールビズの定着で身だしなみを意識する男性が増加していることが背景」と述べているが、それがホントなら、「男ってのは、お役所に命令されないと、身だしなみにも気を遣わんのか」っつーことになり、こりゃまた、はなはだ情けない話ではないか。「身だしなみに気を遣う」なんてぇのは、人間が社会生活を営んでいくにあたっての基本だろ。「他人から好感を持たれるか、どうか」が、外見にかなり起因するという当たり前の事実に、中高年以上の年代の男性たちは、これまであえて目を向けようとしなかった。「男は中身で勝負。したがって、外見を気にするのは軽薄だ」なんて、本気で思ってたのよね。男臭さやムサ苦しさを旨とする「バンカラ」自意識がすたれて、私は本当に嬉しいわ。男たちよ、もっともっと綺麗になりたまへ。
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