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カッコいいオジサンとは、どんなオジサンなのか。巷では「ちょいワルオヤジ」なんてぇキーワードが流布されているようだが、私はべつに遊び人の不良オヤジがカッコいいとは思わない。こと内面に関して言えば、善良にして純情なオヤジのほうが好感持てるに決まってんじゃんか。
ただ問題は、これら愛すべき善良純情オヤジたちは総じて外見が垢抜けない、という点だ。善良さや純情さは、必ずしも、お洒落やカッコよさと両立できないものではあるまい。それとこれとは、まったく無関係だ。なのに、彼らが外見を磨かないために、善良さや純情さといったせっかくの美質が「野暮ったさ」と短絡的に解されて、軽薄な「ちょいワルオヤジ」なんぞに美味しいところを持っていかれるのだ。諸君、悔しくないかね?
善良純情オヤジたちは、外見ばかり飾り立てる虚飾や、いい年をして女に色目を遣う臆面の無さに、不快感や羞恥心を抱くのかもしれない。それはまぁ、ある意味、正しい感情であろう。が、だからといって、野暮ったく冴えない外見で良しとするのは、極端な結論ではないか。むしろ、ちょいワルオヤジとは対極のカッコよさを、ファッションやビジュアルで表現すべきなのである。たとえば「清潔感(魂の清潔さを含めてね)」と「爽やかさ」……ちょいワルオヤジはどうしても脂ぎってしまうため、このふたつとは無縁なのだ。
では、具体的にどんなふうに? それは、次回から、じっくり考察することにしまする。
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